Japan Straw Bale House Association
ストローベイルハウス ワークショップ
第9回目
藁屋根を葺く会


栃木県那須町
2006年10月

●開催日      2006年10月29日(日)
●開催地      栃木県那須郡那須町高久丙1389-375 日本ストローベイルハウス協会
●日程       1日(日帰り)
●参加者数     9名(男性8名、女性1名)
●スタッフ     馬上精彦 松浦進介 松井康幸 岡田涼 生田茂之 斉藤祐一郎
●内容       3m×4mの屋根に藁を葺く。
●使用した藁束   約600束。

民家の屋根は様々な自然素材で葺かれていました。 「草」、「木」、「石」などです。
草屋根としては、茅、麦藁、稲藁、麻幹(麻の茎)などが使われました。 それぞれ茅葺き、藁葺き、麻幹葺き(おがらぶき)と呼ばれます。
これらの中でも稲藁はもっとも入手しやすい材料であり、藁屋根の家は数多くあったと思われます。
茅葺きは、まだわずかに残っており、その製作技術も継承されています。 しかし藁葺きとなると絶滅状態で手がかりもありません。
手作業で刈り取った長藁を入手する機会を得ましたので、希少となった藁葺き屋根の製作を試行しました。
施行した箇所は本年8月にワークショップで作ったストローベイルのゲート(門)です。
材料の量や労力、耐久性などのデータを得るための実験的な試みでした。
施行の結果、労力は想像よりかからず、数年毎の葺き替えも苦にはならないと判断出来ました。
屋根の厚みをつけるには、より多くの藁束が必要です。
完成後の経過も上々です。強風や雨にも良く耐えています。
昼食、親睦を兼ねた夕食会(於.自然食レストランOUR'S DINING)、温泉入浴をセットにした集まりでした。


          


秋の収穫シーズン。手刈りの稲藁を乾燥。

まづは藁束を3束にまとめる。

竹桟の下に1束分、上に2束分を引っ掛ける。

各段毎に竹桟と荒縄で押さえていく。

段々に重ね葺き。

全面葺き上がり。予想より簡単でした。

刈り込みを入れて完成。

完成後、強風にも飛ばされず、コンディションを
保っています。

作業終了後は、温泉で汗を流し、夕食会で
打上げました。